電通PRとCandee、マルチプラットフォームライブ配信の拡散と 企業魅力度モデルを元にしたハイライト動画ソリューションを共同開発
モバイル動画を軸にメディア事業、動画マーケティング支援事業、タレントマネジメント事業を展開する株式会社Candee(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO:古岸 和樹、以下Candee)と、株式会社電通パブリックリレーションズ(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:畔柳 一典、以下電通PR)は、時代の変化と共に、生活者に直接情報を届けたいという企業ニーズの高まりを受け、記者発表会やPRイベントなどをライブ配信する動画配信ソリューション「True Post」と、ハイライトシーンに編集して複数のソーシャルメディア上でターゲットに拡散するハイライト動画ソリューション「Highlight Post」を共同で開発し、本日からサービスの提供を開始いたします。
■誰もが情報を受発信できる今の時代に求められる企業の情報配信のありかた
昨今、生活者の多くにスマートフォンが普及し、ソーシャルメディアの利用が一般的になると共に、個人一人一人が、スマートフォンを駆使し、写真や動画を使って情報を発信・拡散するようなりました。こうした時代において、情報発信の方法を見直したいという企業の動きが加速しています。メディアを通じてニュースコンテンツとして生活者に情報を届ける従来の方法に加えて、生活者一人一人に直接情報を届けるための情報発信の仕組みにも注目が集まっています。そのような背景を踏まえ、長年、企業のPRをサポートしてきた電通PRと、モバイル動画やライブ配信の企画・制作・配信に多数の実績があるCandeeとで共同開発を行い、ワンストップで提供できる拡散ソリューションをパッケージ化しました。
■「True Post」&「Highlight Post」サービス概要
・企業の記者会見、新製品発表会、PRイベントを複数のソーシャルメディアアカウントにライブ配信
・ライブ配信/撮影した映像をイベント終了後即日編集し、ハイライト動画として納品
・制作したハイライト動画は報道機関向け素材、ソーシャルメディアでの拡散、動画広告素材に活用可能
・「True Post」:120万円~、「Highlight Post」:100万円~
※費用は、仕様により異なるので、お問い合わせください。案件ごとのご要望に合わせてお見積もりいたします。
※イベント出演者の二次利用許諾についてはご確認ください。
■「True Post」企業の記者発表会やPRイベントをダイレクトに生活者に届ける
ライブ動画配信ソリューション「True Post」は、企業が開催する記者発表会やPRイベントなどをFacebook、Twitter、LINEなど複数のソーシャルメディアアカウントのタイムラインやYouTubeの企業公式チャンネル上に、同時にライブ配信するサービスです。※デジタルメディアが運営するソーシャルメディアアカウントとタイアップすることも可能
企業が自前でこのようなライブ配信を行う場合には撮影機材、動画配信環境の準備、マルチアカウント配信のソリューション導入など大きな手間とコストが掛かりますが、「True Post」ではこうしたライブ動画のマルチアカウント配信に必要な環境をワンストップで提供します。これにより、企業のソーシャルメディアをフォローしている多くの生活者にイベントの模様を直接伝えることができ、リアルタイムに話題を生み出すことが可能です。
■「Highlight Post」PRイベントの“大事な部分”をハイライト動画で配信
多くの報道関係者を招いてイベントを開催しても、枠や尺が限られるメディアでは、その全てが報じられることは困難です。また、企業が本当に伝えたいことが必ずしもメディアが報道したい内容とイコールとは限りません。そこで、ハイライト動画ソリューション「Highlight Post」では、「True Post」で撮影したライブ配信動画のデータをもとに、その中で生活者に伝えたい大切な部分やイベントの見どころを60秒~180秒程度のハイライト動画に編集します。イベント終了後、即日に納品する予定です。
制作されたハイライト動画は、報道機関向けのニュース素材として配布することはもちろん、自社のソーシャルメディアでの配信、メディアタイアップによる配信、ソーシャルメディア上で展開する動画広告の素材に使用するなど、幅広い用途で活用することが可能です。
■企業魅力度モデル(人的魅力・会社的魅力・商品的魅力)に合わせて動画を構成
「Highlight Post」では、企業広報戦略研究所(電通PR内)が提唱する「企業魅力度モデル」に基づき、各企業・業界の「人的魅力」「会社的魅力」「商品的魅力」をハイライト動画に盛り込みます。
本来、企業がPRイベントを開催する目的は、企業が伝えたい魅力やメッセージを生活者に届けることにあります。企業広報戦略研究所の調査によると、生活者が商品やブランドへ信頼感を抱く時は、商品そのものへの魅力だけでなく、企業活動やそこで活躍する人の魅力を判断材料にすることがわかっています。しかし、業界によって、生活者が重視する魅力そのものや、重視の割合は異なります。そこで、「Highlight Post」では、企業広報戦略研究所の調査データを活用することで、その業界・企業に適した配分で3つの魅力を盛り込み、ハイライト動画を制作することができます。
<ご参考>
・企業魅力度モデル(Attractiveness Marketing Model)とは
生活者や投資家が、企業のどのような活動(ファクト)に“魅力”を感じるのかを「人的魅力」「会社的魅力」「商品的魅力」の3要素で検証する、新たな分析モデル。2016年に、企業広報戦略研究所が開発した。
・企業広報戦略研究所(Corporate communication Strategic studies Institute : 略称C.S.I.)とは
企業経営や広報の専門家(大学教授・研究者など)と連携して、企業の広報戦略・体制等について調査・分析・研究を行う、(株)電通パブリックリレーションズ内の研究組織(2013年12月設立。所長:三浦健太郎)。
■会社概要
<株式会社電通パブリックリレーションズ>
電通 PR は 1961 年の創立以来、国内外の企業・政府・自治体・団体の戦略パートナーとして、レピュテーションマネジメントをサポートしています。総勢 270 余人の社員が、データ分析、そしてそこから得られたインサイトに基づくコンテンツ開発と最適な情報流通デザインを通して、クライアントの「社会との対話力」強化に取り組んでいます。2009 年および 2015 年には、日本国内で最も優れた PR 会社に贈られる「ジャパン・コンサルタンシー・オブ・ザ・イヤー」(The Holmes Report 主催)を受賞しました。